協賛企業インタビュー
株式会社長栄様
2019.09.29 | news
株式会社長栄様のインタビュー記事が公開されました。株式会社長栄
御社について簡単なご紹介をお願いいたします。
私たちは賃貸マンションの管理会社としまして、来年で創業40年を迎えます。管理会社としての立ち位置を踏んできておりますが、不動産業はとても幅広いのです。例えばマンションが建てられてそのアフターサービスでマンションの管理をされている会社であったり、お部屋決めをされた後の管理をされる会社であったり、元々の管理業という立ち位置からマンションの管理をされる会社であったりと様々ですが、その中で私達は三つ目の賃貸管理というものを専門に特化している会社となります。立ち位置といたしましては、入居者様を大切にして長く住んで頂くことで、ひいては賃貸マンションの家主様の収益の最大化を目指すというお仕事をしている管理会社です。元号が平成から令和に変わり、「新時代」と移り変わりましたが、時代が変わっても貴社様が変わらず大切にしたいと思っていらっしゃる理念などはございますか。
創業以来一貫しておりますが、私達は「入居者さんファースト」ということを年頭において仕事をしております。例えば先日は入居者様を対象に2,000名を琵琶湖の大花火にご招待するという夏祭り企画も行いました。時代が変われど入居者様をとにかく大切にして長くお住まい頂くことで、先ほども述べたように家主さんから預かっている物件の収益の最大化を目指していこうというスタンスは、時代が変われどこのまま続いていくでしょう。また、京都には地蔵盆という文化がありますが、賃貸マンションに住んでいるお子様は諸般の事情で参加できないこともあるのです。しかしお子様からしてみれば関係ない話であるのに、同級生が地蔵盆を楽しんでいる一方でマンションに住んでいるという理由だけで参加できないということを、弊社の代表が常々気にしておりました。そこで子どもたちのために企業として何かできないだろうか?ということで、マンションにお住まいのお子様を対象に夏のお祭りを8年間やらせていただいております。お住まいになられている方々にも、「このような事を行っている管理会社はなかなかない。」と仰ってくださいますし、事実全国を探してもないと思います。そのようなところが私達の誇るべきスタンスです。
私たちは様々な人を巻き込みながら本祭に向けて活動を展開しておりますが、貴社が社内外を含め様々な関係者様を巻き込みながら事業展開される上で、どのような事を心がけておられますか。
京都には一見さんお断り文化があり、本当に世間が狭いです。例えば新しいお取引先様のお知り合いのお知り合いが私達の既に知っている方だということはよくありますので、1件1件不義理がないようなお仕事を心がけております。
私たちは、本祭に限らず教育機関等への出前教室や地域への祭事参加や夜警等を通して社会から広く愛される存在となるべく、日々活動しております。貴社が企業活動を通して社会から広く愛される存在となるためにどのような事を心がけておられますか。また取り組み事例をご教示いただけますでしょうか。
私たちが賃貸マンションを通じてやっていることと言えば、先を見据えてのことになりますが、これから先高齢社会に向かっていく日本において私たち賃貸マンション管理会社がどういう立ち位置で社会に貢献できるかというのを考えた時、やはりご高齢になられた方のお住まいの寄り添った対応をすること、そしてご高齢になられた方でも賃貸マンションを借りやすい状況を作るなどを心がけております。例えば、ご高齢の方がご入居を申し込んで来られてもお断りすることなくお受けできるようなスキルとして、見守りサービスをご用意しており、そのサービスを付けた上でご入居頂くなど、そういったことで社会貢献をしていき、ご高齢の方でもご入居できる状況を作ることが私たちでやっていることの一つです。もう一つが先ほども申し上げたように、これから先高齢社会になることで人口も減っていきますが建物は残っていきます。ではどうやって建物の需要を高めるかというと、海外の方々の誘致です。そもそも今大学や企業が海外の方々の誘致を非常に熱心にされておられますし、政府もビザの緩和などで海外の方々の誘致を熱心に行うということに着眼点を置いて様々な政策をされていると思うので、私たちとしてはそこの「住」の部分で海外の方が自国におられる方と変わらないような住生活を送ってもらえるような環境づくりという面で社会貢献していきたいと思っております。
実際の取り組み例を挙げますと、大学が留学生の誘致をされていますが、やはりノウハウがないので、たくさんの留学生を誘致したものの様々なトラブルが頻発し大学の事務担当者がその対応に苦慮されています。そこで、私たちが例えば留学生対象の住居説明会を無償でやらせて頂いたり日本でお住まいになられるためのルールを説明したり理解していただいたりすることで、留学生が近隣の方とトラブルにならないような、支援を通して社会に貢献しております。
もちろん日本人の生活に寄り添っているのは基本中の基本ですが、高齢者の方や海外から来られる方、そういった方々を踏まえて私たちは社会貢献をしていけたらという風に思っております。
京都の学生に向けてメッセージをお願いいたします。
京都は学生の街であり人口の約1割が学生ということで、毎年非常に多くの学生が京都に来られます。京都は日本の文化に深く影響を与えていると思いますので、学業を通じて京都という土地柄を感じて頂きたいと思います。そして私たちとしては住環境というものをしっかりご提供するとともに、色々なイベントを通じて楽しく学生時代を生活していただけるような取り組みをしていきたいなと考えております。また京都でいろんな文化を感じて頂いたことを、戻られた先や新しい地で発信していただけたら非常に幸いかなと思います。また京都学生祭典を毎年拝見しておりまして、学生達が力強く活動されているなというものを感じるので、こういった流れが途絶えないように私たちも陰ながら応援させて頂きたいと思います。
最後に、就職活動をされている方はどういった職種がいいか、どのような業種がいいか迷っていると思います。長栄は新卒の採用にも力を入れておりますし、来ていただいた学生さんからは雰囲気がとても良い会社だと仰っていただいておりますので、きっかけがあればぜひ一度会社説明会に来て頂き、どういった会社なのかを見て頂けたらと思います。