~わたしの夢が新時代を拓く~ 京都学生祭典が開催される「学生のまち 京都」は人口の1割を学生が占める全国で最も学生の密度が高いまちです。そのような京都のまちには、学業や課外活動など様々な形で「夢」を持ち、「挑戦」を続けている学生で溢れています。第17回京都学生祭典では、「京都から挑み、ともに新時代へ。」をコンセプトに掲げ、新時代を拓くような「挑戦」や新たな時代に相応しい「きっかけ」を大切にしながら、「夢」を追い求める京都の学生を応援しています。「京都から挑む わたしの夢」では、学生のまち・京都から夢を追いかける学生を京都学生祭典実行委員会でインタビューし、その人の夢に迫りながら紹介していきます。公式Twitterでも情報を発信しているので、ぜひご覧ください。
今回は、 京都学生祭典プレイベント第1弾「#ファインダー越しの私の宮津」 の参加者から、夢を持つ京都の学生を紹介します。「#ファインダー越しの私の宮津」の開催日である6月22日(土)と23日(日)には、このイベントに参加している大学生が「#京都学生祭典」をつけて、夢や熱中していること、宮津の美しい景色などの様々な投稿を行うので、ぜひ「#京都学生祭典」をチェックしてみてください!
-伊藤さんは現在どのような活動をしていますか?- 私は、現在は「きっかけ食堂 *1 」で東北の食材を使った料理や地酒を提供し、東北のことや震災のことを安心して話せる場の運営をしています。私の地元である岩手県山田町は沿岸の町なので東日本大震災の時には津波を目の当たりにしました。その後進学で京都に来ましたが、それでも東北のために何か支援ができないかと思っていました。その時に、「きっかけ食堂」の存在を知りました。震災を直接経験した私は、地元の復興や被災した漁師の方を応援したいという想いを持ち続けていたので、「きっかけ食堂」のメンバーとして活動することを決めました。実際に「きっかけ食堂」のメンバーになったのは、今年の3月頃で、まだまだ日は浅いですが常連のお客様との繋がりや東北への想いを感じながら活動しています。
*1:きっかけ食堂…毎月11日に京都の魔法にかかったロバというお店にて開かれる東北酒場。全国各地でも定期開催している。東北の食材を使った料理やお酒を提供し、その味を通して、毎月11日だけでも東北や震災について考える「きっかけ」を作りたいという想いから始まった。
-伊藤さんの「夢」は何ですか?- 私の地元の山田町はとても小さい町です。しかし、山田町で暮らしている中で熱い想いを表に出す人が少ないように感じていたので、いつか地元の町が廃れてしまうのではないかと不安に思っていました。だからこそ、そんな地元で多くの人がフランクに夢を語れる場所を作り、地元を盛り上げたいと思っています。そのためにまずは大学生の間に、現在暮らしている福知山で夢を語れる場所を作りたいと思っています。ちょうど最近福知山にも貸店舗ができたので、「きっかけ食堂」のようにおもしろいアイデアや熱い想いを言い合える場所、夢を活発に語り合える場所を作りたいと思っています。同時に東北との繋がり楽しんでもらえる場所にしたいという気持ちもあるので、そこで東北の食材や地酒を提供できる場所を作ることが最近の夢です。
-なぜ「#ファインダー越しの私の宮津」に参加しようと思いましたか?- Facebookのイベントページで見つけ、夢を持った学生や、挑戦している学生との繋がりができるのではないかと思い参加を決めました。夢を持った人たちの話を聞けることで自分の刺激にもなると考えています。また、宮津市の開催だということですが、宮津市は天橋立がある場所くらいの認知度で、正直どういう場所かはわからないです。ただ、大学では地域のことを学んでいるのに、京都に来て福知山のことしか知らないので、新たな地域を知ることとしてまず宮津を知りたいと思っています。
伊藤さんの他にも「#ファインダー越しの私の宮津」に参加する人にインタビューしています。 筒井裕亮さん(京都産業大学)「障がいを持つ人でも楽しめるファッションを」 大石夏華さん(京都女子大学)「難民問題とわたし」