株式会社京進様のインタビュー記事が公開されました。
当社は京都で産声をあげ44年、「教育企業グループ」として学習塾以外にも、英会話教室、日本語学校、社会人教育などに取り組んできました。現在は「教育」から視野を拡げ、「人の一生にかかわる企業グループ」として、保育事業、介護事業、キャリア支援事業、フードサービス事業などを展開しています。拠点数は海外(アメリカ、ドイツ、中国、ミャンマー、オーストラリア)を含めて国内外で約500、生徒(顧客)数が約35,000名となっています。
創業当時から大切にしているのが行動指針である3つの原則の一つ、「ひとりひとりを大切に」です。これは、生徒や保護者といった顧客に留まらず、全てのステークホルダー、そして社員ひとりひとりも大切にしていくという、企業グループとしての約束でもあります。また、経営理念に「私たちは、全従業員の物心両面の豊かさを追求するとともに、日本と世界の教育・文化の向上、社会の進歩と善良化に貢献します」と謳っていますが、この経営理念の具現化には時代が変わっても、こだわり続けたいと思っております。 さらに、「リーチング」という独自の「自立型人間育成プログラム」を持っておりますので、京進グループに関わる全ての人が自己成長を続けていただけるよう、「リーチング」の展開も強化してまいりたいと考えています。
前の質問と重複しますが、「ひとりひとりを大切に」という方針で、信頼関係を築くことが最も大事だと思っています。しっかりと対話をし、当社の組織価値観の理解をいただいたうえで、協力して事に当たる、これが双方にとって良い結果を生む基盤になります。また、京進から巣立った多くの卒業生たちが社会に出ています。そういった卒業生たちとの絆も、今後はより一層強めていきたいと思っています。ちなみに、事業展開とは別の視点になりますが、卒業生の子どもたちが、数多く京進に通ってくれているのも、「ひとりひとりを大切に」が各事業現場で実行されている結果であると嬉しく思っています。
経営理念にある「日本と世界の教育・文化の向上、社会の進歩と善良化に貢献」ということにこだわっていることは前述しました。教育の分野では、海外も含めた各展開地域の教育度を上げていくことに貢献できれば、大きな社会の進歩に繋がるという自負を持って取り組んでいます。また、さまざまな社会問題の解決にも貢献したいと思っています。日本が直面している少子高齢化問題を原因とした就業人口の減少に対しては、国を挙げて外国人材の受け入れを進める中、良質な日本語学校を広く展開していきたいと考えています。さらに、待機児童問題も深刻になっていますので、保育園の全国展開を急ピッチで進めているところです。 文化交流の観点では、中国の最難関大学の一つである清華大学からお声をかけていただき、10年間の「清華・京進発展フォーラム」を設立しました。歴史的な軋轢がある一方で、市民レベルでは交流がありますので、文化や教育の面で交流し、大げさかも知れませんが、社会平和にも貢献ができれば嬉しく思っております。 その他の貢献活動では1999年からミャンマー国立マンダレーろう学校への寄付を続けているほか、日本国内でも寄付やボランティア活動を実践しています。
京進では、学習塾現場を中心に、年間のべ5000名もの学生の皆さんに、講師やチューター、アルバイトなどで働いていただいています。私たちが取り組んできた次代を支える子どもたちの育成の延長線上には、大学生の皆さんがいます。社会で活躍し、善良化を実現してくださる皆さんを応援することも、われわれ企業の使命であると思い、大学での授業参加や、インターンシップの受け入れのほか、京都学生祭典オフィシャルパートナーなど学生の活動支援も積極的に行なっています。 京都の学生の皆さん、世界は大きく、そして早く変化しています。学生の間にしかできない経験をしてください。京都には多くの留学生を含めた外国人がやってきます。ダイバーシティは今後の社会においては不可欠です。多くの方たちとの交流を通じて、広い視野を持ってください。京進は、これからも京都の学生の皆さんの成長応援を続けていきたいと思っております。(ちなみに、京進での講師等のアルバイトでも大きく成長できますよ!)