5月4日、繋ぐ~KYOTOHOKU~ 2日目。 午前は松島グリーン広場にてYOSAKOI THE!!駆波”乱さん、宮城学院女子大学よさこい部 Posso ballare?MGさんと大規模披露を行いました。 演舞中は多くの観光客の方々が元気な雰囲気に惹かれ、その場に立ち止まって見る姿が多く見られました。 おどり披露が終わったあと、ご覧になった方々と一緒に総おどりを行い、親子連れや高齢の方などの幅広い世代、日本各地から来た様々な方々との交流をすることができました。 午後からは2班に分かれて「宮城県仙台市太白区あすと長町仮設住宅」、「名取市愛島東部仮設住宅」にお邪魔させていただきました。 あすと長町ではYOSAKOI THE!!駆波”乱さんと、愛島東部では宮城学院女子大学よさこい部 Posso ballare?MGさんと行動を共にし、演舞披露、留袖体験などを行い、仮設住宅の方との交流を深めました。中には肩を組んで一緒に写真撮影を行うなど初めて出会った人同士とは思えないほど仲良くなっている実行委員と住民の方もいらっしゃいました。 交流をしていく中で、住民の方々の「だんだん仮設住宅に来てくれる人々の数が少なくなってきてさみしい。」という本心をお聴きすることができました。 その中で最も印象に残った話があります。 2011年の3月11日。その日仕事が休みで内陸へ出掛けていたため、津波の被害を受けなかった人がいらっしゃった。「もしいつも通り仕事があったなら、私は死んでいたかもしれない。」という、普段ならばとりとめもない“~たら、~れば”の話ですが、この方がしてくださった話はとても重みがありました。 そして、あすと長町のホームページを運営している方からは「本日の交流は本当に楽しくて写真をつい撮りすぎてしまったからブログに写真を載せるよ。」と嬉しい言葉をいただくことができました。 私たちは温かく迎えて下さる方々の言動を通して、様々なことを学んでいます。 今回の学びをこの場限りのものにしないためにフィードバックをし、次に繋げられるように、京都から発信していきます。
警備部 藤木 章吾