京都学生祭典の二大コンテンツの一つ、京炎 そでふれ!コンテストは 京都にある11大学ホストチームによるコンテスト企画です。 各ホストチームによる様々な京都らしさで、会場全体を盛り上げます!
華羅紅の2022年演舞のテーマは、京都市右京区にある滝口寺がゆかりの地となっている、平家物語のなかにある、恋物語をもとにしました。武士の男はある時、平重盛が催した花見の場で、横笛という女に一目ぼれをし、2人は交際を始めます。しかし男は、身分の違いから、横笛との交際を父親にひどく反対され、出家してしまい、横笛は落ち込んでしまいます。その後、落ちこんだままではいられないと、横笛は前を向き、自らも別の場所へ出家しました。別々になり、このまま会えないかと思われた2人でしたが、会いたいという強い思いが、長い年月を経て天国で2人を再開させ、永遠に結ばれました。このストーリーを通して、京都らしさや、前を向き挑戦をすることの強さと大切さなどを表現します。
今年の演舞テーマは京都市左京区鞍馬にある由岐神社で行われます「鞍馬の火祭り」としました。このテーマを選んだ理由は、ここ2年間コロナ禍で演舞披露の場を多く失った彩京前線がずっと抱えてきた熱い思いを表すのに「火祭り」というテーマがピッタリだと考えたからです。演舞名は「緋彩」、緋色の色の字に彩京前線の彩の字をあてたものとなります。演舞名には鞍馬の火祭りが町を松明一色にするように、彩京前線の演舞で赤く熱く京都を染め上げたいという思いを込めています。清流鴨川の葦を束ね紡いだ大松明の炎は鞍馬の町を埋め尽くすだけではなく、天高く世界を照らします。鴨川から願いを繋ぎ、火祭りの松明のように明るく未来を導いていく、そのような演舞になっております。
2022年度演舞のタイトルは「花巡(めぐる)」、テーマは「九尾の狐伝説」です。今回私たち花風姿は、この「九尾の狐伝説」をモチーフに新演舞を製作いたしました。 ある街に誰もが認める美女がおり、人々に寵愛されていました。平和な時間が流れる街に不穏な空気が流れ込み、街は衰退していきます。そんな中でも美女は舞い続け、舞い終わると街を去っていってしまいます。美女の正体は一体何なのか。するとそこに、鮮やかな扇子の舞や、美しい鈴の音色によって街に光が差し込みます。そして、人々の願いは届き、街は復興するというのがこの演舞のストーリーになっています。 人々の願いが巡り巡って、「みんなの心に花開け!」という思いを演舞タイトルに込めました。
今年度のテーマは平岡八幡宮に伝わる白玉椿伝説と平安時代に京都に現れた土豪、土蜘蛛です。白玉椿伝説では「願い事をすると、白玉椿が一夜で花開き、願いが成就した」という言い伝えがあります。そして白玉椿は景行天皇が土蜘蛛征伐に賊を追うものに使われた事から悪を払う性格が込められた物とされています。私達はこの2つの伝説を掛け合わせてオリジナリティあふれる演舞を制作しました。特に平和を願う人々により白玉椿が花開くパートは何度も試行錯誤を重ねて制作しましたので是非注目して頂きたいです。
京都河原町五条に位置する市比賣神社は、商売繁盛のご利益や、女性の守り神が祀られていることで有名な神社です。この演舞では神社のおみくじのモチーフとなっている姫だるまと女性の守り神である市寸嶋比賣命が登場します。 活気あふれる商店街が多く存在する京都の町でしたが、突然その姿は一転してしまい、活気を失うことに。諦めずに商売に向き合い、姫だるま、神様に見守られ、再び京の商売を目指す優美で力強い女性たちの姿をテーマに作成しました。
披露させていただきますのは2022年度オリジナル演舞「笑頂(てっぺん)」、テーマは大喜利です。 この演舞は日本中に愛されるテレビ番組、「笑点」を参考に構成しており、出題されるお題は京都に関連したものとなります。またMCの中にも、古典落語の演目である「祇園会」の一節を取り入れることで、より一層の京都らしさで魅せる演舞に仕上がったのではないかと思います。 裏テーマとしましては、ことわざの「笑う門には福来る」から取って「福来る」を設定しました。笑顔を、幸福を、感動を届けたい。そんな想いを込めて、今日まで作り上げてきた大切な演舞です。私たちの目指す「てっぺん」は、会場全体にこの想いが伝わること、そして1回でも多く、皆様の前で演舞を披露させていただくことです。 お茶の間にいるような感覚で、演舞を楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
今年のおどりっつの演舞名は『京ト万華』(キョウトバンカ) 演舞名にも入っている通り、私たちおどりっつが活動するこの京都の地をイメージした演舞になっており、京都らしい和の音楽を基調としながらも、EDMのようなポップで新しい雰囲気も取り入れた、まさに京都らしい演舞となっております。 今年のテーマは、「京都を代表する、規格外の起爆剤」。色んな意味が込められたこのテーマは「見た人の勇気になれるような、背中を押せるような演舞になりたい」「止まったよさこいの波をまた盛り上げていきたい」などの意味があります。 『「京」と「一緒に」』。withの意味も込めた「ト」の文字にあるように、京都を盛り上げる、また京都から全国を盛り上げていく起爆剤のような演舞になっています。 最大限学生らしい一生懸命さ、よさこいって楽しい!の思いと共に、目まぐるしく万華鏡のようにくるくる変わるこの演舞で、見ている人を常に驚かせ続けます。
今年の演舞は志舞踊2021年度オリジナル演舞、和儚逅です。 一遍上人と龍をテーマにしており、京都丹波を襲った干ばつに苦しむ町人が、一遍上人との偶然の出会いを通して、ともに困難を乗り越えていく姿と海に眠る伝説の龍を演舞にて表現いたします。裏テーマは『であい』です。儚いけれども、永遠に続く仲間との出会い、よさこいという縁で繋がるお客様との出会い、人生は偶然の出会いの連続です。そんな奇跡的な出会いの数々に感謝し、仲間同士、お客様と志舞踊が一体となり歓び合えるような、そんな演舞を披露したいと思います。剥がし幕や、全員扇子、二回に渡る衣装替えにもぜひご注目ください。
今年の演舞名は、我煌。テーマは、学生不服従運動です。 この演舞は、私たち学生が同調圧力に屈せず、社会に反抗し、自分たちの意志を主張するものとなっています。誰しもが経験したことのある、周りの空気を読んで、言いたいことが思うように言えない状況を背景に置き「主張」する強さを演舞として表現します。そして、同じような思いを抱えている誰かに、「思いをはっきり伝えても大丈夫なんだ」ということ、「自分(あなた)の選択は間違いじゃない」ということを伝えます。見てくださるお客さんに勇気を与え、自信に繋がるような演舞にしたいと考えています。
笑顔が溢れ賑わう京都、今日も都は人々の活気に包まれていた。 しかしある日、京都に災いが降り注ぐ。 天候は荒れ、不作に見舞われ、人々は元気を失った。 そんな都を救おうと立ち上がったのは京都を守る五つの神社に宿り、方角を司る五つの神。白虎、玄武、朱雀、青龍、そして麒麟である。 文舞蘭2022年度演舞テーマは京都に伝わる「五神の伝説」 果たして五神は京都の賑わいを、そして輝く明日を取り戻すことはできるのか。
17代目京炎 そでふれ!輪舞曲の掲げる演舞テーマは「からくり人形」です。 からくり人形とはぜんまいなどを動力として設計された一定の動作をする人形のことです。私たちはこのテーマを選んだ一つの理由としてマイナーでも魅力溢れるこのからくり人形を多くの人に知ってもらいたい。という想いがあります。京都の地域性や京都を代表するものではなく二番手ながら京都を象徴する素晴らしい文化を伝えていきたいです。 また、17代目演舞【宿命】は一定の動きのために作られたからくり人形たちが魅力に自我を持つことで気付き、自信溢れる演舞を通して踊り子だけでなくお客さん、そして全ての人が本来的には魅力を持っていることを気づいてもらい、自信に満ち溢れるようになってほしいという熱い想いが込められています。 機械的な動きをしていたからくり人形が壊れ、職人の手によって改造され大変身します。輪舞曲の目指す最高の笑顔と、自信に満ち溢れる演舞は全ての人に魅力を伝えることができるでしょう。裏テーマ【解き放て】を合言葉に、輪舞曲が誘うからくり人形の世界へ そして一人一人が放つ魅力で会場を自信に色付けてみせましょう。
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