ローム株式会社 | 京都学生祭典

応援する!

ローム株式会社

(1)御社について簡単なご紹介をお願いいたします

1958年に、抵抗器専業メーカとして歩みをはじめたローム株式会社は、おかげ様で、今期で63期目を迎えました。現在では、抵抗器をはじめ、トランジスタ・ダイオード・LSIまで幅広い電子部品の商品を世界中に製造・販売しております。また、社名の「ROHM」は、抵抗レジスタの頭文字「R」と抵抗値Ωを組み合わせたものです。「R」は「信頼性」にも通じており、企業目的である「品質第一」とするロームのポリシーを表しております。


(2)新型コロナウイルスの影響で、京都学生祭典実行委員会では本祭をはじめとする行事をオンラインに変更し、オンラインだからこそできる取り組みをしてまいりました。貴社がコロナ禍で特に尽力した取り組みなどはございますか。

京都学生祭典と同じように地域の皆様に向けたイベントとして、イルミネーションを毎年実施しておりましたが、本年度は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、開催の中止を決定しております。しかし、イルミネーションの趣旨である〝冬の京都の街を、人々の心を、ロームの技術で温かく照らしたい″という思いをつなぐため、イルミネーションのホリデーイベントのひとつである「大学生アカペラコンサート」の代替イベントとして、FM802 の人気番組「ROCK KIDS 802」とタイアップしたオンライン参加型の「大学生アカペラコンテスト」を開催予定です。このように、イルミネーションの代替イベントを企画し、コロナ禍でも地域の皆さまに安全に楽しんでいただけるよう、取り組みを行っております。


(3)オンラインでのやりとりが主流となり、京都学生祭典実行委員会でもオンライン会議を導入したもののコミュニケーションの取り方や進行の難しさを感じております。接触を減らすという社会情勢の中、貴社内での勤務形態や会議の方法などはどのように変化しましたか。また、WEB会議をはじめ非対面式のコミュニケーションを取る上でどのようなことに気を付けているのかご教示いただけますでしょうか。

ロームの取り組みとして、従業員の出社率60%未満、時差勤務の導入、ソーシャルディスタンスの確保、WEB会議の実施、オンラインツールの積極的な活用等を実施しております。非対面での業務が増える中で情報の伝達・目的の共有等をこれまで以上にオンラインにて行っており、社内でのコミュニケーションの拡充・生産性向上を図っています。


(4)私たちは、今年のテーマ「夢、縁(ゆか)る」をもとに様々な方との繋がりをつくろうと日々活動しております。貴社が社内外を含め様々な関係者との縁をつくりながら事業展開される上で、どのような事を心がけておられますか。また、取り組み事例をご教示いただけますでしょうか。

ロームの取り組む地域貢献のひとつとして、文化支援活動がございます。例えば、『音楽文化の発展』音楽家の育成です。これからの音楽界を担う若い音楽家たちの夢をサポートするため、残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響により中止となりました「京都・国際音楽学生フェスティバル」の開催やセミナーなど、様々な形で学ぶ環境の充実を図っています。また、『音楽文化の普及』というテーマで聴衆の拡大に取り組んでいます。人々に音楽をより身近に感じていただくため、多くのコンサートを開催・支援し、より良い社会づくりに貢献しています。京都 岡崎公園の近くにある「ロームシアター京都」もその貢献の一つです。この先も、地域社会から選ばれ続ける企業であるために、より良い社会環境の実現を目指し、社会貢献活動や環境保全活動、文化支援活動に積極的に取り組んでおります。今年のテーマ「夢、縁(ゆか)る」に込められた京都学生祭典を通じての出会いと、繋がりがあふれる空間を創りたいという想いと共に、私たちロームも、地域貢献を通して、地域の皆さまとの出会いを大切にし、繋がりを大切にしたいと考えております。


(5)全国の学生に向けてメッセージをお願いいたします。

京都学生祭典は、学生が中心となって創り上げるお祭りであり、お祭りを創り上げる中では、実行委員の方たちの運営や様々な関係機関との調整等、社会に出てから必要となるノウハウが凝縮されています。今年は、初めてのオンライン開催ということもあり、今までにはなかった形のコミュニケーションの取り方が求められ、戸惑うこともあるかと思います。形態は変わっても、京都学生祭典を通して、素晴らしい経験を積み、逞しくやる気に満ち溢れた学生が将来、弊社も含め、世界中で活躍される事を心より願っております。

logo
ページの先頭へ