（１）御社について簡単なご紹介をお願いいたします。
　エレクトロニクスと蓄電のニチコン。あらゆる電子・電機機器に欠かせないコンデンサや環境保護とスマート社会の進展に役立つ新製品の開発・製造・販売を進めています。当社は顧客の期待以上の価値ある製品を提案し、お客さまに喜びと感動を提供してまいります。そのために、「人こそがニチコンのエネルギー」の考えのもと、世界的な視点から変化をいち早く捉え、的確に対応できる可能性を持った人、チャレンジ精神あふれる人、常にベストを尽くす人に活躍してもらえる会社です。


（２）新型コロナウイルスの影響で、京都学生祭典実行委員会では本祭をはじめとする行事をオンラインに変更し、オンラインだからこそできる取り組みをしてまいりました。貴社がコロナ禍で特に尽力した取り組みなどはございますか。
当社は、お客様、従業員とその家族の安全確保と感染拡大の防止を最優先としつつ、お客様への製品・サービス提供を続けています。


（３）オンラインでのやりとりが主流となり、京都学生祭典実行委員会でもオンライン会議を導入したもののコミュニケーションの取り方や進行の難しさを感じております。接触を減らすという社会情勢の中、貴社内での勤務形態や会議の方法などはどのように変化しましたか。また、WEB会議をはじめ非対面式のコミュニケーションを取る上でどのようなことに気を付けているのかご教示いただけますでしょうか。
　こんな時こそ、さまざまな変化がおきて、必要なものがどんどん変わると考えています。お客さまとのコミュニケーションの取り方もこれまで以上に変えていかなければなりません。相手が何を求めているかを把握し、提案していくことが大切です。こういうものが必要ではないかという提案が変化をもたらすと思います。


（４）私たちは、今年のテーマ「夢、縁（ゆか）る」をもとに様々な方との繋がりをつくろうと日々活動しております。貴社が社内外を含め様々な関係者との縁をつくりながら事業展開される上で、どのような事を心がけておられますか。また、取り組み事例をご教示いただけますでしょうか。
　全世界、どこでも共通して大切なのは「誠心誠意」。この熱意が通じない国はありません。「他の誰よりもこの人、つまりこの会社と仕事をした方が、誠心誠意尽くしてくれる」 それがわかったとき、相手も必ず応えてくれます。だからこそ、そんな前向きな思いを抱き続けられるような人を育てています。


（５）全国の学生に向けてメッセージをお願いいたします。
　大変な状況が続いておりますが、貴重な学生生活ですので今、この時にできることを見つけて、全力を尽くして取り組んでください。