(1)御社について簡単なご紹介をお願いいたします。 私たちキャリアパワーは「おかげさまの心で働く喜びの種をまく」を理念とする総合人材サービス会社です。ただ対価を得るためだけの労働でなく、仕事を通じて交わるすべての方の心に種をまき、収穫し、社会に還元する。そして、社会とともに私たち社員、そして会社も成長し続ける。そんなサイクルを生み出すことを目標に企業活動を展開しております。また、グループ企業として、製造受託を全国で手掛ける(株)日本ケイテム、USJなどのテーマパークやエキナカなどへの人材派遣を行う(株)アルワーク、ホテルやレストラン経営などを行う(株)パルプランなどと共に、キャリアグループという企業グループを形成しております。 (2)新型コロナウイルスの影響で、京都学生祭典実行委員会では本祭をはじめとする行事をオンラインに変更し、オンラインだからこそできる取り組みをしてまいりました。貴社がコロナ禍で特に尽力した取り組みなどはございますか。 緊急事態宣言を受け、多くの施設が休業となり、外出が自粛される事態となりました。弊社ではそうした状況の中、少しでも皆さんを元気づけたいという思いから「ステイホーム応援川柳」キャンペーンを企画。ネットを通じ多くの方から投稿をいただき、投稿数に応じた金額を医療機関に寄付させていただきました。また、休館が続く図書館で働いている弊社メンバーたちが協力し、明るい笑顔をつなぐリレー動画も作成。いずれも弊社ホームページにて公開しております。 (3)オンラインでのやりとりが主流となり、京都学生祭典実行委員会でもオンライン会議を導入したもののコミュニケーションの取り方や進行の難しさを感じております。接触を減らすという社会情勢の中、貴社内での勤務形態や会議の方法などはどのように変化しましたか。また、WEB会議をはじめ非対面式のコミュニケーションを取る上でどのようなことに気を付けているのかご教示いただけますでしょうか。 弊社では、すべての会議をオンライン化しております。社内コミュニケーションについては特に困難は感じておらず、むしろ全国にいる社員が距離に関係なくいつでもコミュニケーションを取り合えることのメリットを感じています。また、以前ですと遠方へ出張していたようなケースでも、今ではオンラインで打ち合わせや訪問ができるため、むしろ業務が効率化した面もあると感じています。勤務形態については、曜日ごとの交換出勤やテレワークなどを、必要に応じて実施しています。 (4)私たちは、今年のテーマ「夢、縁(ゆか)る」をもとに様々な方との繋がりをつくろうと日々活動しております。貴社が社内外を含め様々な関係者との縁をつくりながら事業展開される上で、どのような事を心がけておられますか。また、取り組み事例をご教示いただけますでしょうか。 (1)でも少し触れましたが、弊社は「おかげさまの心で働く喜びの種をまく」を企業理念としています。私共と何らかの縁を持っていただいた全ての方と「働く喜び」を共有することを大きな目標として、日々の業務に取り組んでおります。京都学生祭典に関わる学生の皆さんとも、この小さな縁を通じ、共に何かを成し遂げることの喜びを分かち合うことができましたら幸いです。 (5)全国の学生に向けてメッセージをお願いいたします。 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、学生の皆さんの生活にも大きな変化があったことと存じます。長引く休校や式典の中止、アルバイト先の休業など、想像もしなかったことの連続で、大変な思いをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、この状況を嘆いていても仕方がありません。今、何ができるのか一人ひとりが考え、常に前を向いて物事に取り組んでいっていくことで、この状況を共に乗り切ってゆきましょう!